よく晴れた冬の一日、年末から約束していた特別な日。
鎌倉野草散策イベントでたびたび登場する「ハーブ王子」こと野草研究家の山下智道さんと、
「散歩で出会うみちくさ入門」(文一総合出版)を昨年出版された「みちくさ部長」こと、
佐々木知幸さんとの初顔合わせでした。
相鉄線の西谷駅で待ち合わせ、とくにコースも決めずに歩き出した3人組。
西谷は丘陵地というのか、坂道が多く、街のなかにちょっとした緑地や公園・空き地があり、
歩くのもなかなか楽しい。満開の梅や菜の花、伸び始めた下草がすでに春を感じさせてくれます。
おふたりともすばらしい知恵・知識の持ち主で、ふだんはそれぞれの散策イベントで
ガイドをしたり、植物の講座で教えたりしているので、何気ない道ばたに立ち止まっては、
「ああこれは・・」など、どんどん話がはずんでいるご様子。
なにか見つけると、すぐにしゃがんで地面に吸い寄せられています。
「王子」と「部長」という、わたしにとっては、先生ふたりに生徒ひとりのぜいたくな散策。
一応の目的地、今回の目玉のヤドリギまで歩くこと2時間。
この日はじめて、植物観察で上を見上げました。こんなにたくさん!
偶然みつけたパン屋さんでランチに1時間。
この出会いから、なにか楽しそうなコトが生まれる予感・・