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鎌倉・小町のCafe Rietta主催、6月19日(日)20日(月)「パクチーフェスタ」

(https://www.facebook.com/events/1541605426147254/) のために、パクチーを栽培しています。

いまや人気沸騰のパクチーですが、アジアンな料理だけでなく、
野菜ソムリエの手にかかると、おつまみからデザートまで、
パクチーを主役に昼も夜も1日堪能できるという、パクチー好きにはたまらない「食」の企画。

この野菜は、パクチー、コリアンダー、香菜、と呼び名はいろいろですが、
「カメムシのにおい」と言って嫌う人から、
大盛りにしてムシャムシャ食べる女子まで賛否両論、好き嫌いが真っ二つに分かれますね。

 
弊社でもパクチーの栽培は初めてなので、
いろいろと異なるパターンで、育てやすい形を実験しました。

【英名】Coriander
【和名】パクチー、香菜

【種まき時期】3〜4月、9〜10月
【発芽適温】20℃

【発芽までの日数】10〜14日
【収穫時期】5〜6月、10〜11月

 
まず、パクチーの種は殻がついていて硬いので、袋の上から指でパキパキと割り、発芽しやすくします。割ると、なかには種が二つ入っています。

どちらの育て方ページにも
「植え替えをきらうパクチーは、できるだけ種まきから収穫まで同じ場所で育てる」
とありますが、お客様から苗が欲しいというご希望も多いため、

①育苗ポットで育てる
②畑に直まきする

と両方でスタートしました。

 
桜も終わった4月中旬、まずはオフィスのベランダで育苗ポットに種まきです。
2号の育苗ポットに2、3粒ずつ蒔きます。

パクチーの新芽は柔らかく細いため、少し育つとすぐに倒れてしまいます。葉や茎に泥がつくと、病気になりやすいため、それを避けるために種どうしをできるだけ近付けて撒きます。発芽したらお互いに支え合うようにして、生長するわけですね。

土が少ないせいもありますが、発芽から生長がややゆっくりです。
気長に待ちます。

そして、1ヶ月後。
5月の野外イベント「鎌人いち場」では、カモミールやミントとともにパクチー苗を販売して、午前中にソールドアウト。パクチー人気恐るべし。

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ただし、春にタネをまくと6月頃にとう立ちして花が咲いてしまうため、葉を収穫できる期間が短いようです。