今回は「コットンを育てよう」プロジェクトの最終回です。
オーガニックコットンが、どのくらい収穫できたかというと…
量がわかりにくいかもしれませんね。。。
両手に持ってあふれそうになるくらいです。
事務所で3株、スタッフ1名の家で2株、合計5株分です。
生長の度合いや、実のつき方はさまざまでしたが、平均すると1株7~8個くらいの実がつきました。
この量を両手にのせると、フワッフワで気持ちいい!
オーガニックコットンを育て...
実がついて3週間ほどではじけ、オーガニックコットンボールが顔を出しました。
オーガニックコットン収穫時の注意点
・コットンボールが雨に濡れるとかたく締まってしまったり、カビがはえたりするので、実がはじけたら、濡れないように屋根がある場所に移動する。
・お花が一斉に咲かないように、実のはじけ方も順番。ひとつがはじけたら順次はじけていくので、毎日観察し、万全の時に収穫する。
(はじけたまま長くそのままにしていると、やはりかたく締まってしまいます...
お花が咲いてから約1ヶ月、少しずつ大きくなっていたオーガニックコットンの実が立派になってきました。
オーガニックコットンの実のこと
大きな鉢に植えたものは、お花が終わり、8個ほどの実ができています。
お花が一斉に咲かないので、実の生長もまちまちで、今にもはじけそうなものもあれば、まだ小さなものも。
台風にも見舞われ、海が近い事務所ではものすごい暴風雨でしたが、オーガニックコットンは負けずに育っています。
開花して実ができ、はじけてコットンボールになるまで...
先日は、お花がしぼんだ後に気づき、撮影できませんでしたが、ついに激写!
とてもきれいに咲きました。
オーガニックコットンのお花のこと
オーガニックコットンのお花は、黄色が鮮やかなハイビスカスに似た、夏らしい姿です。
と思って調べてみると、ハイビスカスと同じ「アオイ科」の植物なのだそうです。
品種によっては、紫やピンクのお花もあるとか。
観察していると、一気に咲くというよりは、ひとつひとつ咲いていきます。
なので、鉢がお花でいっぱいにはならず、...
支柱を立ててから、約1ヶ月。
オーガニックコットンは、順調にすくすく育っています。
つぼみもちらほらつき始めていますが、摘心しました。
摘心とは?
摘心(てきしん)とは、植物の生長を促すためのお手入れのひとつです。
一番上の芽を指先で摘むか、ハサミで切り取ります。
植物の多くは先端にある芽(頂芽)の方が、それよりも下の側面についている芽(側芽)よりも優先的に育てる「頂芽優勢」という性質を持っています。
そのままにしておくと、優先的な芽だけが伸びてしま...
支柱を立てます
植え替えから2週間ちょっと。
この季節、海から3分のオフィスでは、時折強い海風が吹き抜けます。
少し早いですが、直径25センチほどの鉢に植えたコットンに支柱を立てました。
この時期に注意すること
この時期、コットンの生長はゆっくりです。
根を張る期間であり、この時期に水をやりすぎたり、もうすぐやってくる梅雨の長雨にあうと、根腐れをおこすことがあります。
表土が乾いたら水やりをし、長い日数雨が続くようなら、屋根があるところに移動...
本葉も出てきたので、植え替えをします。
いくつか苗があるので、鉢とプランターに植え替え、スタッフもそれぞれ持ち帰り、
自宅でも育ててみることに。
植え替えの際に注意すること
コットンは植え替えを嫌うこと、また、共生菌を維持して移植するために、育苗ポットのまま植え替えます。
今回は育苗ポリポットに、ココヤシポットを二重にしました。
ココヤシポットは、写真のように、底から根が出てくるので、育苗ポリポットのみをはずして植え替えました。
ココヤシ...
種まきから5日、発芽しました。
10~14日で発芽するコットン。思ったよりも早く発芽しました。
発芽までに気をつけたこと
コットンは、発芽適温が20℃~25℃なので、5月~初夏に種まきをする場合が多いですが、今回は4月19日に、少し早く種まきしました。
この季節は、朝晩冷えることがあるので、室内に入れていました。
発芽までは、土が乾かないようにすることがとても大切です。
土が乾いた状態が続くと、種も乾いてしまい、発芽しない場合があります。
...
いよいよ種まきです。
5月中旬頃が種まき時期ですが、少し早めにやってみることにしました。
まずは準備から。
準備するもの
・コットンの種
・培養土
・育苗用ポリポット
・ココヤシポット
今回は、育苗して植え替えることにするため、育苗ポットに種まきをします。
コットンは植え替えを嫌うため、育苗ポットにココヤシポットを入れて二重にしました。
ココヤシポットは、根を通すため、植え替える時にそのまま土に植えられます。
また、ココヤ...
2016年春、SOUP Inc.では、「手軽にベランダで育てられないか」とのお声をいただき、自社でコットンを育ててみようということになりました。
土や有機肥料にこだわり、オーガニックコットンを育てよう!とスタッフ一同意気揚々。
オーガニックコットンは最近ではかなり価格も手頃となり、浸透してきましたが、衣料品として店頭に並ぶまでには、大切に大切に土から手をかけ、肥料を厳選し、半年以上をかけて育てられます。
ベランダでも条件が整えば、比較的簡単に育てられ...